人間に比べて犬の成長スピードはとても早く、あっという間に大きくなってしまいます。
そのため「今しか見れない愛犬の姿を撮影して思い出として残したい」と考える飼い主さんも多いはず!
しかし、実際に撮影しようとしても、素早く動き回る愛犬をレンズに収めるだけでも一苦労・・・
そこで、今回は「愛犬を上手に撮影するポイントや注意点」を詳しく紹介していくので、この記事を参考に、愛犬との素敵な思い出を写真に残しましょう♪
この記事を読んでわかるポイント
- 愛犬を可愛く撮影するためのコツがわかる
- 愛犬を撮影する時のおすすめのタイミングがわかる
- 室内で愛犬を撮影する時のタイミングがわかる
- 愛犬を撮影する時の注意点がわかる
- 愛犬を可愛く撮影するためのおすすめアプリがわかる
【Contents】
愛犬を上手に撮るための3つのポイント
「愛犬を可愛く撮影できた!」と思い、写真を見返してみると「手ブレしていてガッカリした」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、ここからは「手ブレしない方法」や「上手に撮影するポイント」などを紹介していきます。
上手に撮影する3つのポイント
- 手ブレしないカメラの持ち方
- 1枚だけではなく連写する
- モードや設定を変えてみる
1.手ブレしないカメラの持ち方
近年、携帯電話からスマホへと進化する中でカメラ機能も発展し、撮影する画像も高精細、高画質になっています。
さらに、スマホはコンパクトなので「ここぞ!」という時に、サッと取り出してシャッターを切ることができますが、ただ軽いがゆえに「手ブレ」が起きてしまうことも・・・
そんな時は、上に掲載している写真のようにスマホを構えている脇の腕を締めて、手をスマホの下に回し両手で支えることで、スマホが安定して手ブレを防ぐことができます!
2.1枚だけではなく連写する
愛犬のベストショットを撮るためには、1回のタイミングで収めることは難しいでしょう。
そのため、1回で撮ろうとせず何回もシャッターを押して「どれか1枚ベストショットがあればいいや」という気持ちで撮影することが大切。
同じような写真ばかり撮ると消去するのが面倒くさいと感じる方もいるかもしれませんが、愛犬の「ベストショット」を撮るためには、こういった少しの手間も必要です。
回数をこなし、少しずつ愛犬の撮影に慣れることができれば、撮影回数が少なくてもベストショットが撮れるようになります♪
3.モードや設定を変えてみる
スマホはメーカーや機種によって、特徴・性能・使い勝手・シチュエーションの向き不向きがあります。
そのスマホの特性や限界を理解することで撮れる写真は大きく異なるので、まずは自分の持っているスマホに慣れるところから始めましょう。
次に、さまざまな物体やシチュエーションを主要な機能を使用して撮影して「映り具合」をチェックしてみてください。
そして、モードや設定を変更しながら、何枚か写真を撮影して見比べてみましょう。
少し手間のかかる作業ではありますが、愛犬のベストショットを撮るために、事前に時間を割いて1番可愛く撮影することができる「モードや設定」を探すことが大切です♪
愛犬を可愛く撮影するためのコツ
愛犬を可愛く撮ってあげたいのに、いざ撮ってみると「カメラ目線ではない」「ピントが合っていない」写真が多いという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のために、ここからは「愛犬の可愛さを最大限に引き出す写真の撮り方のコツ」について紹介していきます。
カメラ目線を覚えさせる
愛犬の可愛い姿をカメラ目線で撮影したいと考える飼い主さんも多いはず!
しかし、犬の中には「カメラが苦手」「シャッター音が苦手」という子がたくさんいます。
そんな子には以下のことを参考に、少しずつカメラに慣らせてカメラ目線を覚えさせましょう!
step
1アイコンタクトを教える
まずは、愛犬の名前を呼び飼い主さんと目を合わせる練習から始めましょう。
アイコンタクトをマスターすれば、愛犬がカメラ目線ができるようになるまで「あと一歩」です♪
アイコンタクトを教える方法は、おやつを使い気を引いて、愛犬の名前を呼んで目が合ったら大げさに褒めるを繰り返します。
おやつが無くても、名前を呼んでアイコンタクトできるようになれば完璧!
step
2カメラに慣れさせる
愛犬とアイコンタクトしながら、片手にカメラを構えて慣れさせましょう。
少しずつ愛犬がカメラを気にしなくなったら、カメラのシャッター音を鳴らしたり、スマホの稼働音を聞かせてください。
そうすることで、カメラへの恐怖心・警戒心を解くことができるでしょう。
step
3カメラを愛犬に向ける
カメラを愛犬に向ける時、愛犬とアイコンタクトしたままスマホを自分の目の下や口元に構えてみましょう。
飼い主さんがスマホを構えた状態でも、アイコンタクトを続けることができれば、愛犬を褒めながらシャッターを切ってみてください。
上記のように、飼い主さんの目の下にスマホを構えることで、愛犬の視線がカメラ目線に近い形で撮影することができるでしょう。
愛犬が画角に収まらない時もありますが、最初の内はこの練習法がおすすめです♪
point
スマホを見る・写真を撮ると嬉しいことが起こるということを認識させることが大切です
短時間で集中的に撮影する
「せっかく写真を撮るなら可愛いポーズをしてほしい」と考える飼い主さんは「伏せ・お座り」などを強要させる方も多いのではないでしょうか?
しかし、長時間そのポーズをさせることは犬にとって大きなストレスに繋がるので、ポーズを強要して撮影する時は「短時間で集中的に撮影する」ということを心がけましょう。
飼い主さんの思い描いた写真が撮れず、何回も長時間撮り直していると、愛犬の集中力は切れてしまい、表情は沈みいい写真が撮れなくなってしまうことも・・・
また「写真=ストレス・嫌なこと」だと覚えてしまうと、スマホを向けるだけで逃げてしまうこともあるでしょう。
そのため、撮影する時は愛犬のペースに合わせ、楽しく撮影することが大切です!
ピントを合わせる位置は目玉の上と眉毛のフチ
愛犬の顔をアップで撮影する時、目の真ん中にピントを合わせてしまいがちですが、上手に撮影するコツは「目玉の上と眉毛のフチ」にピントを合わせることです!
目の真ん中にピントを合わせると、目玉の形が球体で真ん中が盛り上がっているのでピントがブレて、全体がぼんやり見えてしまいます。
また、目の下にピントを合わせてしまうと、鼻にピントが当たってしまってピンボケしてしまう場合も・・・
このような状況を避けるためにも、愛犬の「目玉の上と眉毛のフチ」にピントを合わせることで、写真の失敗を減らすことができるでしょう♪
犬の耳の形をチェックする
愛犬を撮影する時「耳の形」をチェックしていますか?
上に掲載している写真のように、耳の形が正しい位置にある時はいい表情をしている愛犬の写真が撮れます。
しかし、耳を後ろに引いている状態の時は、恐怖心・警戒心がある時なので、どうしても表情が曇ってしまいます・・・
そんな時は、少し離れて遠くから撮影をして、恐怖心・警戒心を和らげてから撮影するようにしましょう!
写真を撮影するオススメのタイミング
いざ写真を撮ろうと思っても、犬はいつでも大人しく写真を撮らせてくれるわけではありません。
そこで、初心者の方にオススメしたい愛犬の写真を撮影するタイミングについて紹介していきます。
寝ている姿
まずは、愛犬が動かない寝ている姿を撮影してみましょう♪
寝ている姿はとても可愛く癒されますが、物音を立てると起きてしまう可能性があるので、ゆっくり近づきましょう。
「ピントの合わせ方」「構図」を意識して撮影すると、ベストショットが狙えます!
飛行犬
近年、上に掲載している写真のような「飛行犬」(犬が飛んでいるみたいに見える)の写真が大人気です。
飛行犬の撮影は基本的に一眼レフカメラを使用されることが多いですが、スマホで撮影する時は以下の手順で行ってみましょう♪
飛行犬の撮影手順
- 「待て」をして犬を待機させる
- 愛犬を「待て」させた状態で、飼い主さんは撮影ポイントまで移動する
- 撮影準備ができたら愛犬を呼ぶ
(スマホは地面スレスレ、実際に地面に置く) - 愛犬が飼い主さんの方へ走り始めたらカメラを連写する
おもちゃで遊んでいる姿
自然な表情をしている愛犬を撮影したいという方は「おもちゃ」で遊んでいる姿を撮影することをおすすめします。
おもちゃを使用することで、飼い主さんとおもちゃを引っ張り合いっこしている姿・おもちゃを咥えている姿など、たくさんのシャッターチャンスを作ることができます。
真剣な表情・振り向きざまの表情など、いつもと違う表情を写真に収めることもできるので、1度試してみてはいかがでしょうか?
室内で愛犬を撮影する時のポイント
外で撮影するのもいいですが、室内で自然体の愛犬を写真に収めたいという方も多いのではないでしょうか?
そこで、ここからは「室内で愛犬を撮影する時のポイント」について紹介していきます。
明るい場所を探す
蛍光灯の光と自然光で撮影する写真では明るさが全然違います。
朝~昼の間なら「自然光」で十分ですが、夕方~夜は「蛍光灯を点けた明るい部屋」で撮影するようにしましょう。
自然光は「部屋」「窓の位置」「時間帯」によって変化するので、愛犬が可愛く撮影できる状況を把握することをおすすめします。
できるだけズームはしない
「可愛い表情をもっと近くで撮影したい」という時にとても便利な「ズーム機能」。
ズーム機能を使用すれば、簡単に拡大して写真を撮影することができますが「手ブレしやすい」「素早く動きを撮影しにくい」というデメリットもあります。
そのため、室内で愛犬を撮影する時は、できるだけズームしないことをおすすめします。
明るい背景を持ってくる
暗い色のカーペットや壁を背景に撮影してしまうと、どうしても写真の印象が暗くなってしまいます。
そのため、綺麗な写真を撮影するためには、できるだけ「白・ベージュ・ピンク・黄色」など明るい背景色を持ってくるようにしましょう。
背景色が明るくなることで、生活感が無くなりオシャレな写真を撮影することができます。
スマホで愛犬を撮る時の注意点
「愛犬のいい写真撮りたい」と思えば思うほど、何枚も写真を撮り直してしまう方も多いのではないでしょうか?
その一生懸命になる気持ちは、犬を飼っている筆者も十分理解できますが、撮影において1番大切なことは「犬のストレスにならないようにすること」です。
ここからは「スマホで愛犬を撮る時の注意点」について紹介していきます。
フラッシュを使用して撮影しない
綺麗に鮮明に愛犬を撮りたいという気持ちから「フラッシュ撮影」を行っている方も少なくないはず・・・
しかし、フラッシュ撮影を行うと、愛犬に大きなストレスを与えるだけでなく、目にも悪影響を及ぼす可能性があるということをご存じでしょうか?
最悪の場合、フラッシュの影響で目が痙攣してしまうという場合もあるので、非常に危険な行為です。
そのため、上記のような状況を避けるためにも「フラッシュ」を使用した撮影は行わないようにしましょう。
フラッシュを使用せずに明るく撮影する方法
近年のスマホはフラッシュ機能を使用しなくても、カメラ設定を変更するだけで十分明るい写真を撮影することができます。
もう少し写真を明るくしたいと感じた時には【ISO感度】【F値】【シャッタースピード】などを調節してみましょう♪
愛犬が嫌がることを無理強いしない
可愛いポーズをしてほしいという気持ちから、愛犬に何度もポーズを無理強いさせていませんか?
1・2回なら問題はありませんが、長時間何度もポーズを取らせることは、犬にとってストレス以外の何ものでもありません。
撮影をする時は犬の気持ちを考え、愛犬が自然に理想のポーズをとってくれるまで気長に待ちましょう。
愛犬の負担になるようなポーズはとらせない
前述した「愛犬が嫌がることを無理強いしない」に似ているのですが、愛犬の負担になるような体勢で写真を撮影することもNG行為です。
愛犬を撮影している時はついつい夢中になりすぎて「少しなら」と負担になるような体勢で写真を撮っている方も少なくないはず・・・
例えば、両方の前足をテーブルに置かしたり、愛犬に負担がかかる体勢で抱っこしてたりと、気づかぬうちに愛犬に無理をさせているかもしれません。
上記のようなことを続けていると、腰や関節系を痛めたり病気を発症したりする可能性があるので、注意して撮影しましょう!
犬を可愛く撮影できるアプリ3選
「スマホではどうしても上手に撮影できない」「愛犬の写真を加工したい」という方のために、愛犬を可愛く撮影できるアプリを紹介していきます。
無料でインストールできるアプリもあるので、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか?
1.消音カメラ
参照:「消音カメラ」をApp Storeで (apple.com)
愛犬が寝ている姿・夢中になっておもちゃで遊んでいる姿を撮影する時、シャッター音は絶対に慣らしたくありません。
そんな時、このアプリを使用すれば、シャッター音を慣らさずに静かに撮影することができます。
使いやすいシンプルな「消音カメラ」ですが、シャッター音を調節できる機能がついており、無料でインストールできるアプリです♪
2.おしゃべりペット
参照:「おしゃべりペット」をApp Storeで (apple.com)
おしゃべりペットは、愛犬が人間の言葉を話しているように動画を編集してくれるアプリです。
使用方法は、好みの愛犬の写真を選択して、目・口・顎の位置を設定します。
そして、愛犬に話して欲しい言葉を録音すれば、愛犬が目や口を動かして録音した言葉を話してくれるので、とても簡単で使いやすい♪
「愛犬を話してみたい」という願望がある方は、1度試してみてはいかがでしょうか?
3.いぬのきもちカメラ
参照:いぬのきもち・ねこのきもち on the App Store (apple.com)
撮影した愛犬の写真で「いぬのきもち」の表紙を作ることができるアプリです。
まるで愛犬が本当に雑誌の表紙を飾ったかのような体験ができるので、たくさんの人にシェアしたい気持ちになります。
インスタ映えにもピッタリなアプリなので、1度試してみてはいかがでしょうか?
愛犬との思い出を写真に残そう!
おさらい
- 愛犬を撮影する時は「フラッシュ」を使用しない
- 愛犬の体に負担を与えるようなポーズをとらせない
- 撮影時間は「短時間」を心がける
愛犬とのかけがえのない時間を「写真に収めたい」と考える飼い主さんも多いでしょう。
筆者も愛犬と愛猫を飼っているので、可愛い姿や寝顔を見ていると「写真に残したい!」という衝動に駆られ、たくさん写真を撮ってしまいます。
しかし、愛犬にとって写真撮影が「ストレス」の原因になることだけは、絶対避けなければいけません。
愛犬のペースに合わせ無理をさせない程度に、楽しく写真撮影を行いましょう!