【初めて犬を飼う方必見】初心者でも飼いやすいおすすめ犬種10選！

犬は見ているだけで癒され、飼い主に元気を与えてくれる存在です。

筆者も以前はキャバリアを飼っており、今は7歳のチワワを飼っています。

「犬を家族に迎え入れよう」と決めた時は、どの犬種にしようか本当に悩みました。

初めて犬を飼うという方は、「楽しみだけど少し不安」と感じている方も多いでしょう。

そこで今回は、初心者でも飼いやすい犬種10選とその犬種の特徴や性格などを、詳しく紹介します。

犬の飼い主になる心構え

「犬を飼おうかな？」と検討している方は、ワクワクしている方も多いでしょう。

しかし、犬の飼い主になる心構えは、しっかりできていますか？

「お手入れがしやすい犬」「飼いやすい性格の犬」はいますが、世話の手間がかからない犬は存在しません。

犬を飼う前に「飼い主になる心構え」ができているか、チェックしておきましょう！

犬の世話にあてる時間は確保できるか

毎日朝昼晩ご飯をあげたり、散歩に連れて行ったり、犬と遊んでコミュニケーションをとったり・・・

犬のお世話は、想像以上に時間がかかります。

飼い主になるからには、どんなに忙しくても「犬のお世話」をする時間を、確保しなければなりません。

犬を飼う前に、自分のライフスタイルを振り返り、お世話の時間は確保できるのかを確認しましょう！

毎月犬にかかる費用を払える経済的余裕はあるか

犬を飼う時にかかる初期費用はもちろん、ご飯代・トリミング代・ワクチン代など、犬を飼うには、毎月それなりの費用が必要です。

ドッグフードの種類によって価格は異なりますが、1カ月にかかるドックフード・おやつ・医療費の平均的な費用は、以下のとおりです。

引用：犬の生涯必要保険

また、犬が健康で病気や怪我をせずに一生を終えたとして、生涯犬にかかる費用はどれくらいなのかご存知でしょうか？

一般社団法人ペットフード協会の調査によると、小型犬～大型犬までの平均価格は約1,793,005円の費用がかかると発表されています。
（フード・基本的なワクチンなどの医療費のみ）

生涯でかかる犬種別の費用を表にまとめたので、参考程度にご覧ください。

引用：犬の生涯必要経費

万が一、犬が病気や怪我をした場合、上記に記載した費用に、医療費が加算されます。

犬を飼う前に「毎月かかる費用」と「なにかあった場合の医療費」などが支払えるのかを考えておきましょう！

自分のプライベートを犠牲にできるか

犬は大きくなっても、身の回りのことは自分でできないので、飼い主がお世話をしてあげないと生きていけません。

これは、飼い主が深夜まで飲みに行ったり、長期間旅行に行ったりすることは、難しくなるということを意味します。

「ペットホテルに預ければいい」と考えている方も多いですが、犬にとって長時間飼い主がいない慣れない環境で、生活することは大きな負担になります。

犬のために、自分のプライベートを犠牲にできるかどうかも、大事な判断ポイントの1つです。

初心者でも飼いやすいおすすめ犬種10選！

上記に記載した「飼い主になる心構え」ができたら、次は家族に迎える犬種を選びましょう！

ここでは、初めて犬を飼うという方におすすめな犬種10選と、その犬の特徴や性格などを詳しく紹介します。

1.トイプードル

もこもことしたぬいぐるみのような見た目で、とても人気が高い「トイプードル」

とても人懐っこく「嬉しい」「悲しい」などの感情表現も分かりやすいので、初心者の方でも飼いやすい犬種です。

穏やかな性格なので、しっかりとしつけをすれば噛みつくことも少ないので、高齢者や小さな子供がいる家庭でも安心して一緒に生活できるでしょう！

2.シーズー

シーズーは中国の上級階級に飼われてきた歴史をもち、気品の高いエレガントな雰囲気が魅力的な犬種。

また、「サラサラな被毛のしっぽ」と「お尻をフリフリさせながら歩くお尻」から、シーズーは「歩く姿が金魚のようだ」といわれています。

性格はとても人懐っこく、とても甘えん坊。

穏やかな性格ですが、遊ぶのが大好きで活発な一面もあります。

力はそんなに強くないので、高齢者の方でも飼いやすい犬種です！

3.チワワ

チワワは、世界で最も小さな犬種で「超小型犬」といわれています。

警戒心が強く神経質な性格の子が多いチワワですが、自分よりも大きな犬に立ち向かっていく勇敢さもあります。

筆者もチワワを飼っていますが、とても人懐っこく甘えん坊で、感情表現がとても上手なので、考えていることが分かりやすいです。

体臭も少なく、ブラッシングのお手入れが簡単な点も、人気の理由の1つでしょう。

4.キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

名前の由来は「チャールズ王の狩猟犬」という意味からつけられており、イギリスの王室でとても愛された犬種です。

大きな垂れた耳にクリクリとした目が特徴で、被毛は少しウェーブがかかっているので、優雅な雰囲気を感じさせてくれます。

筆者も以前飼っていましたが、とても穏やかな性格で人懐っこく社交的な性格なので、とても飼いやすい犬種です！

5.パピヨン

パピヨンはフランス語で「蝶」という意味をもち、とても優雅で上品な雰囲気をもつ犬種です。

性格はとても賢く穏やかなので、一人暮らしの方や初心者の方でも飼いやすいでしょう。

ただし、パピヨンの特徴的な美しい被毛を保つためには、定期的なブラッシングが必要です。

また、寒さに弱い犬種なので、冬などの寒い季節には服を着せてあげましょう。

6.ヨークシャー・テリア

つぶらな瞳と、シルクのような綺麗な被毛が特徴的な犬種。

ヨークシャー・テリアは「生涯のうちに7回毛色が変わる」といわれていて、その美しさから「動く宝石」とよばれています。

性格はとても賢く穏やかな性格なので、とても飼いやすい犬種です。

ただし、臆病な一面もあるので、大きな物音や驚かしてしまうような行動は避けましょう。

7.マルチーズ

丸くて、クリクリとした目が特徴的な「マルチーズ」

運動量が少ないので、高齢者の方でも飼いやすい犬種です。

マルチーズは「世界最古の愛玩犬」とよばれていて、とてもかわいい見た目なので、上流階級の貴婦人にも愛されていました。

昔から「抱き犬」という存在だったので、現在も変わらず飼い主さんの膝の上や腕の中で、寛ぐことが大好きです。

8.ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーとはドイツ語で「ひげ」という意味があり、「最良の家庭犬」とよばれているほど、とても賢く飼い主に従順な犬種です。

無駄吠えや、いたずらなどの問題行動も少なく、物事を理解する能力に優れています。

人懐っこく甘えん坊なので家族にとても懐いてくれますが、その反面とても寂しがり屋の一面もあるので、できるだけ一緒にいてあげましょう。

9.フレンチブルドッグ

大きな耳とぺちゃんこな鼻が愛くるしい「フレンチブルドッグ」

いびきをかいたり、おならをしたり、飼い主を飽きさせないかわいさがあります。

また、とても活発で陽気な性格なので、遊ぶことが大好きです！

家族への愛が非常に強く、とても寂しがり屋なので、できるだけ一緒にいてあげてください。

10.ミニチュア・ピンシャー

スタイリッシュな見た目と、運動神経のよさが特徴的な犬種。

他の犬と比べてもお手入れが簡単で、基本的に蒸しタオルで拭くだけで十分です。

また、体力は大型犬並みで、運動神経もいいので、たくさん遊ばせる必要があります。

アクティブに遊びたいという飼い主に最適な犬種です！

初心者でも飼いやすい犬の特徴は？

初心者でも飼いやすい犬の特徴を紹介します。

「初めて犬を飼うから不安だな・・・」という方は今から紹介する、4つの特徴を参考に選んでみてはいかがでしょうか？

1.社交的で穏やかな性格の犬

初心者の方には、他の犬や小さな子供と遊べるような社交的で、穏やかな性格の犬が飼いやすいでしょう。

警戒心が強く神経質な犬に比べてトラブルが少なく、初心者でも楽しんで犬と生活をすることができます。

2.お手入れが簡単な犬

毎日のブラッシングや定期的なシャンプーなど、犬のお手入れは大変です・・・

細く長い毛の犬は、絡まりやすく毛玉になるので、こまめにブラッシングをする必要があります。

しかし、短毛な犬は毎日のブラッシングや、定期的なトリミングの必要がないので、長毛の犬に比べてお手入れが楽です。

犬によって、毛質や長さは異なるので、初心者の方はお手入れが簡単な犬種を選ぶことを、おすすめします。

3.しつけがしやすい犬

「シーズー」や「マルチーズ」のような、理解力や柔軟性がある犬種は、初心者でもしつけがしやすいといわれています。

落ち着きがあり、指示の飲み込みもはやいので、飼い主も余裕をもってしつけができるでしょう。

また、「訓練」「作業」が好きという気質をもった犬種もいます。

トイプードルやパピヨンは作業意欲が高いので、小さな頃からしっかりしつけをすれば、従順な犬になります。

4.運動量が少ない犬

運動を全くしなくてもいい犬はいませんが、チワワ・ヨークシャーテリア・シーズーなどは運動量が元々少ない犬種です。

「あまり散歩の時間を確保できない」という方や「高齢者」には、運動量が少ない犬種を選ぶことをおすすめします。

覚悟をもって犬を家族に迎え入れよう！

犬を家族に迎え入れるということは、犬の命に責任をもつということです。

「犬が好きだからなんとかなる」と浅い考えで犬を飼うのではなく、しっかりとした覚悟と責任をもち、犬に必要な時間とお金を確保しましょう。

今回、この記事では「飼いやすい犬」を紹介しましたが、「お手入れが楽」「比較的穏やかな性格」などの特徴はありますが、犬によって個性があり性格も違います。

なので、筆者は犬種問わず、飼い主が愛情をもって犬と向き合い信頼関係を築くことで「飼いやすい犬」になってくれるのだと考えます。

自分のライフスタイルを考え、犬を飼える環境を整えてから、家族に迎え入れてあげましょう！