犬のコラム 犬の知識

愛犬と結婚式を挙げたい方必見!ペットウェディングについて徹底解説

2021年4月21日

一生に一度の晴れ舞台である結婚式に「大切な家族の愛犬にも参列してほしい」と考えている方も多いのではないでしょうか?

しかし「犬は結婚式場に入っていいの?」「ペットウェディングでは何ができるの?」と多くの疑問を抱く方も多いでしょう。

そんな方の疑問や不安を解消するために、ここからは「ペットウェディング」について徹底解説していきます♪

「愛犬と一緒に結婚式を挙げたい」と考えている方は、この記事を参考に愛犬と最高の結婚式を挙げましょう。

この記事を読んでわかるポイント

  • 結婚式場に確認すべき4つのことがわかる
  • 愛犬と一緒にできる演出がわかる
  • 愛犬を挙式に参列させる際に注意すべきポイントがわかる

結婚式場に確認すべき4つのこと

ヨークシャーテリア結婚式

愛犬は家族同然の存在なので「どうしても愛犬にも結婚式に参列してほしい」と考える飼い主さんも多いのではないでしょうか?

筆者にも愛犬がいるので、その気持ちは十分に理解できます。

しかし、まだ「ペットウェディング」がメジャーではないので、疑問点・不安点がたくさんある方も多いはず・・・

そこで、ここからは「結婚式場にチェックすべきこと」をまとめたので、以下のことを参考に確認してみましょう♪

ペットウェディングが可能な結婚式場か確認する

近年「ペットと一緒に結婚式を挙げたい」という方が増加したことにより「ペットウェディングが可能」である結婚式場が増えてきています。

ペットウェディングが可能である結婚式場を探す時は「ペット挙式プラン」「ペット参列OK」と記載されているところを選びましょう。

また、記載されていない結婚式場でも「ペットウェディング」ができる場合があるので、1度電話で問い合わせてみるのもいいでしょう。

「愛犬には演出をさせないけど結婚式場には連れて行きたい」といった場合でも、当日急に連れて行くことは絶対にNGです!

必ず事前に結婚式場に確認し、トラブルにならないように気を付けましょう。

ペットの種類・数・大きさの決まりを確認する

「ペットとの挙式が可能」と記載されている結婚式場でも「ペットの種類」「数」「大きさ」など決まりがある場合がほとんどです。

そのため、事前に以下の4つのことを確認し、愛犬は参列できるかどうかチェックするようにしましょう♪

ペットの種類

結婚式場によって「犬だけOK」「犬種が決められている」「小動物もOK」など、受け入れてもらえる動物は異なります。

「ペットも一緒に参列OK」という結婚式場は、だいたい犬は参列可能なので問題ありませんが、猫や小動物も一緒に連れて行きたいという方は、必ず確認するようにしましょう。

ペットの数

多頭飼いしている飼い主さんは「愛犬みんな参列してほしい」という願望を持っている方も多いはず!

しかし、結婚式場によって犬の数が決められている場合が多いので、たくさんの犬を連れて行くのは難しいでしょう。

一般的には「1匹~3匹」までで「大型犬は1匹まで」「小型犬は1匹~2匹まで」と決められている場合が多いです。

多頭飼いしている子みんなを連れて行きたいという気持ちは分かりますが、結婚式場のルールに従いましょう。

ペットの大きさ

体の大きすぎる犬種は「参列NG」の場合があります。

結婚式場にペット専用のゲージが用意されている場合、そこに入れる大きさかどうかが目安にされる場合が多いようです。

また、小型犬~中型犬はOK、大型犬はNGという結婚式場もあるので、必ず愛犬の犬種や大きさは参列可能なのか確認するようにしましょう!

愛犬のしつけ・健康状態

愛犬を参列させるためには「しつけ状態」「健康状態」の条件をクリアする必要があります。

以下のことをクリアできていれば問題はありませんが、心配な場合には事前にしつけやケアを行いましょう。

しつけ状態・健康状態の条件

  • 無駄吠えしない
  • 噛み癖がない
  • 飼い主さん以外のペットシッターの指示が聞ける
  • ノミ・ダニのケアが十分にできている

「普段は吠えないけど慣れていない場所では無駄吠えしてしまう・・・」などの不安な点がある場合には、結婚式場の方に相談して対処法を見つけましょう♪

結婚式に愛犬が参列できる4つのパターン

ゴールデンレトリーバー 結婚式

それぞれの結婚式場によって参列できるパターンは異なりますが、愛犬を挙式に参加させることができるパターンは以下の4つあります。

愛犬の性格・体調などを考え、無理させることなく参列できる方法を考えましょう!

挙式のみ参列

披露宴会場は食事や飲み物が出てくるので、衛生上犬は入れないというケースが多くあります。

しかし、チャペル内だけであれば犬も参列可能という結婚式場は多いので「挙式のみ参列」というパターンを選ばれる方が多いです。

しかし、挙式の最初から最後まで参列するとなると、30分以上大人しくしなくてはなりません。

人間でも、30分以上じっとすることは「しんどい」と感じる方もいるのに、愛犬からすればもっと苦痛の時間に感じてしまうでしょう。

愛犬の待ち時間を減らすためには、チャペルの外で散歩しながら待ち、指輪の交換のタイミングで「リングドッグ」として登場してもらう方法がベストでしょう♪

挙式会場での前撮りに参加

挙式当日は料理を提供したり、多くの参列者がいるので犬の参列はNGですが、前撮りを行う別日であれば結婚式場に愛犬も入れる場合があります。

前撮りであれば、好きなポーズ・シチュエーションで撮影してもらうことができるので、こだわりの1枚をとることができるでしょう。

「参列者に吠えしてしまうかも」「噛んでしまうかも」という心配がある方は、前撮りに参加させる方法をおすすめします♪

挙式・披露宴に参列

挙式・披露宴どちらにも参列できる結婚式場は、あまり多くないのが現状です。

披露宴は参列者と「食事や会話を楽しむ場」ということもあり「衛生上の問題」「被毛・糞」などの問題により、犬を披露宴会場に連れて行くことは難しいとされています。

結婚式場以外の場所で前撮りを行う

前述したように、ペットも参列ができる結婚式場は少ないので「犬も結婚式参列可能」という条件に絞ってしまうと、結婚式場の候補数がかなり減ります。

しかし、一生に一度の晴れ舞台の結婚式は、希望通りの結婚式を挙げたいですよね。

そんな方には、結婚式場ではなく「他の場所で愛犬と一緒に前撮りを行う」という方法をおすすめします。

そして、当日は自分の希望通りの結婚式場で挙式を行い、愛犬と撮影した前撮りの写真をたくさん飾るという方法はいかがでしょうか?

愛犬との前撮りでは、花嫁のシューズと愛犬のリボンを合わせて統一感を出したり、愛犬の首輪に指輪を付けるなど、前撮りでしかできない特別な演出を叶えることができるでしょう。

愛犬と一緒に行える演出

ジャックラッセル 結婚式

ここからは、愛犬も一緒に結婚式に参列する場合の「おすすめ演出」を紹介していきます。

愛犬にとっても「晴れ舞台」なので、タキシードやドレスを着せて可愛くしてあげましょう♪

また、愛犬と行える演出は結婚式場によって異なるので事前に確認するようにしましょう。

リングドッグ

挙式には指輪を運ぶ「リングボーイ・リングガール」ならぬ「リングドッグ」という大役を任される犬もいます。

首に指輪をぶら下げるのもよし、あらかじめタキシードやドレスにリングピローを縫い付けておくのもいいでしょう。

しかし、多くの参列者にビックリしてなかなか歩かない、指輪が気になって歩かないという、さまざまなアクシデントが起こることも多いです。

そのため、スムーズにリングドッグが行えなかった時のために、親族の方にサポートをお願いしておきましょう♪

参列者のお出迎えをする

結婚式に来てくれた参列者をお出迎えする時に、愛犬を同席させるという方もいます。

犬好きの参列者の方には、とても喜んでもらえる演出で、心も温まること間違いなし!

愛犬と参列者みんなで写真を撮影することも可能なので、きっといい思い出になるでしょう。

肉球で署名する

結婚証明書の証人の欄に、愛犬を証人ならぬ「証犬として肉球で署名」させるという演出方法もあります。

愛犬の肉球に朱肉をつけ判を押すだけなので、パニックになって大暴れしない限りスムーズに行えるでしょう。

また、大型犬・少し元気過ぎる子・落ち着きがない子で、挙式本番に署名が難しいという場合には事前に行っておくことをおすすめします。

そして、その肉球の署名を参列者のに見せるという方法でも思い出に残るでしょう。

バージンロードを歩く

新婦がバージンロードを歩く時は、父親と一緒に入場することが一般的です。

しかし、父親が不在の場合や、どうしても愛犬と一緒に歩きたいという方は父親と3人で一緒に入場するのもいいでしょう。

また「1人で入場するのは恥ずかしい」という新郎は、愛犬と一緒に入場してもらうことで勇気が出るのではないでしょうか?

バージンロードを一緒に歩くだけの演出は、犬にとっても難易度が低いので、きっとスムーズに行えるでしょう♪

愛犬を結婚式に参列させる時の注意点

ダルメシアン 夫婦

犬が結婚式に参列するケースは珍しいので「トラブル」が起こらないように配慮する必要があります。

そこで、ここからは犬が結婚式に参列することによるトラブルや、進行に支障が起こらないために気をつけたい「注意点」について紹介していきます。

結婚式を挙げる前に準備が必要になるものもあるので、必ず確認しておきましょう♪

参列者の中に「犬アレルギー」を持ってる方はいないか確認する

招待状を参列者に送る前に、参列者の中に「犬が苦手な人」「犬アレルギーを持っている人」がいないか確認しておきましょう。

飼い主さんにとっては「大事な家族」ですが、参列者の中に「犬が苦手な人・アレルギーを持っている人」がいれば、愛犬を挙式に参列させることはできません。

自分達の希望通りの結婚式を挙げたい気持ちは分かりますが、せっかく来ていただく参列者に失礼なことをしてしまうことは絶対にタブーです!

参列者に「愛犬も参列する」ということを伝える

参列者に確認し、招待状を出す時には「挙式に愛犬も参列する」ということを記載しておきましょう。

招待状に記載し証拠を残しておくことで、当日「知らなかった」などのトラブルを防ぐことができます。

愛犬と一緒に行う演出を決めておく

飼い主さんにとって、大好きな愛犬が参列してくれることはとても嬉しいことです。

しかし、愛犬にとって慣れない環境、初めて会う人がたくさんいる場所に長時間いることは大きなストレスになります。

そのため、愛犬を待機させる場所や時間を確保し、環境を整えてあげることが大切です。

事前に行う打ち合わせの中で、新郎新婦の控室か親族の控室どちらにゲージを設置するのかを決めておきましょう。

ペットシッターを頼んでおく

挙式中は親族の方達もバタバタしてしまうので、愛犬の面倒を見る余裕がないという場合があります。

そんな時は、あらかじめ「ペットシッター」を頼むことで、親族が挙式に集中することができます。

結婚式とは別に少し料金がかかりますが、愛犬や親族のためにも挙式中はペットシッターにお願いすることをおすすめします。

愛犬が結婚式に参列できない時は・・・

ゴールデンレトリーバー 新婦

「愛犬も参列してほしいけど参列者の中に犬アレルギーを持った人がいる」

「大型犬の愛犬は参列NGがでてしまった」

とガッカリしている方に向けて「愛犬を何らかの形で参加させる方法」について紹介していきます。

愛犬が挙式に参列することができない場合でも、結婚式いい思い出になるよう全力を尽くしましょう♪

前撮りやフォトウェディングに参加してもらう

前述したように、挙式当日に愛犬を参列させることができなくても、別日の前撮りならOKという結婚式場があります。

ウェディングドレスや和装を着て、愛犬と一緒に写真を撮ることは最高の思い出になること間違いなし!

愛犬にも、以下のようなタキシードやドレスを着させて、特別な1日にしましょう♪

オススメ犬用タキシード

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

母の日 【 小型犬用 】 犬 服 タキシード 春夏 可愛い 結婚式 リングドッグ...
価格:3900円(税込、送料別) (2021/4/21時点)

楽天で購入

 

オススメ犬用ドレス

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

●シンデレラドレス●【犬用 ワンピース ネックレス セット アクセサリー】/犬用...
価格:2890円(税込、送料無料) (2021/4/21時点)

楽天で購入

 

挙式で流すムービーに登場させる

結婚式を盛り上げる演出のひとつとして、今や欠かすことのできない「ムービー」

挙式で流すムービーの種類には「オープニングムービー」「プロフィールムービー」「エンディングムービー」があります。

そのムービーの中に愛犬を登場させることで、参列者にも紹介することができ、思い出としても残すことができます。

愛犬をモチーフとしたアイテムを使用する

愛犬をモチーフとしたアイテムを結婚式場に飾ることができます。

例えば、ウェルカムボードに愛犬との前撮りの写真を貼り付けたり、プチギフトを愛犬をモチーフとした物を用意するのもいいですね♪

また、招待状に愛犬との前撮りの写真を掲載したり、席次表などに愛犬のイラストを載せると思い出として残すことができます。

ウェディングケーキを犬型にしたり、上に砂糖で作った愛犬のフィギアをデコレーションする方もいるので、プランナーの方に相談してみましょう。

愛犬と最高に幸せな思い出しよう!

ラブラドールレトリバー 結婚

おさらい

  • 招待状を出す前に参列者に「犬が苦手ではないか」「アレルギーの有無」を確認する
  • 愛犬の待機する場所や休憩できる時間を確保しておく
  • 愛犬の体調面や精神面を第一に考え無理のない程度に参列させる

一生に一度の晴れ舞台の結婚式は、自分にとって大好きな人に囲まれながら挙げたいと考える方が多いでしょう。

筆者も結婚式を挙げるなら、愛犬には一緒に前撮りに参加してほしいと考えています。

愛犬の体調面・精神面を考えると挙式や披露宴は難しいのかな~?と感じますが、そんな不安をサポートしてくれる結婚式場なら、一緒に参加してほしいなとも思います。

飼い主さんにとって大事な1日ですが、愛犬のケアをしっかり行い、無理をさせないように心がけましょう♪

この記事を参考に、これから「ペットウェディング」を挙げる方が、最高の思い出になるように筆者は願っています!

  • この記事を書いた人

りーちゃん

当サイトでは、大事な家族であるペットの知っておきたい知識や、 オススメグッズなどを詳しく紹介しています。 ペットと生活していくなかで感じる疑問や不安なことを、 解消できるサイトを目指しています!

-犬のコラム, 犬の知識
-,

© 2024 ペットキュート